ウェブと猫と東京で。

自分のための備忘録。名古屋→フィリピン→東京と流れついてます。

【2016/01/10~11】個人的に気になったニュース3選

www.nikkei.com

 経営危機に陥っているシャープ再建に関するニュース。半官半民の投資ファンド産業革新機構」が2000億円を出資する見通し。
 
産業革新機構は2011年にジャパンディスプレイソニー東芝及び日立の中小型ディスプレイ事業を統合して設立した会社)に2000億出資しており、機構が株式の大半を取得して再建の主導権を握ることとなれば、シャープの液晶事業は分社化されジャパンディスプレイに統合されることになるだろう。
 
海外企業・投信ファンドに買収されて技術流出するリスクと、国内雇用の喪失も含めて考えれば国の資金を投入するメリットもあるだろうか。事実、シャープの液晶事業を狙って台湾鴻海も買収に名乗りを挙げている。
 
日経新聞の記事からは産業革新機構の再建案が有力視されている様にも伺える。今後の流れに注目していきたいニュースである。
 
民泊解禁と難しいことを書いているが、要するに「Airbnb」に関するニュース。「民泊」を「簡易宿泊所」の一種として、営業許可を出す方針。3月末までに方針が取りまとめられる模様。
 
ただし、政府内でも意見が別れているため今後の流れは要チェックである。
 
カー用品を取り扱う、オートバックスのフィリピン進出に関するニュース。現地企業に出資する形での進出。投資額は5500万円、店舗ではーロバックスのロゴ入り看板を掲げ、ロイヤリティー収入を狙う。また、フランチャイズ展開や整備士の育成などにも取り組む模様。
 
平成25年-26年のオートバックスの国内シェアは49.2%。しかしながら、国内市場は低迷しており、国外に新たな市場を求めて動いている。

【ロシア】猫が芸を披露!?猫サーカス劇場「キャッツシアター」を知ってますか?

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犬や猿などが芸をするのは皆さんご存知だと思います。まさか、猫が綱渡りやスケートボードに乗ったりするなんて考えられますか?
 
そのまさか、ロシアのモスクワには猫と人間がショーを繰り広げる猫サーカス劇場「モスクワキャッツシアター」があるのです。猫好きの私としては是非一度見てみたいショーの1つです。

人間と猫が作り出すキャッツショー

Moscow Cat Theatre

 キャッツシアターは旧ソ連時代の1990年、支配人のユーリ・クラチョフ氏がオープンさせたのが始まり。当時はモスクワ郊外にある映画館を借りてショーを行っていたそうです。2005年にはモスクワの中心街に劇場を構える程の人気となりました。

 
2013年4月には1年以上の改修工事を経て劇場をリニューアルオープン。多くの人が可愛らしい猫のサーカスを見に劇場を訪れています。
 
現在は支配人のユーリ氏と息子のドミートリ氏がそれぞれチームを作り公演を実施。ロシアだけではなく海外公演も定期的に実施しているとのこと。アメリカやカナダ、フィンランド、中国そして日本での公演を行った実績があるそうです。
 
(日本に来てたなんで私は知りませんでした。。。)
 
キャッツシアターという名前ですが、犬と猫との競演もあるみたいですね。
 

子供達に楽しい体験を

支配人のユーリ氏はキャッツシアターについて以下のように述べています。
 
「私たちは劇場を訪れた子供達に楽しい体験を通じて、豊かな感性を育む手伝いがしたいのです。子供達にメルヘンの世界を感じて欲しいですね。」
 
非常に人気の高いキャッツシアターですが、動物愛護団体などからは動物虐待と批判も受けている様です。こればかりは、人によって考え方が違ってくる所でしょう。
 
キャッツシアターには120匹以上の猫が飼育されているとのこと。ショーで競演する犬との仲も良く平和に暮らしていると言われています。猫が普段暮らす部屋は観客も見学出来る様です。
 
ロシアに行く機会がある猫好きの人は是非訪れてみてはいかがでしょうか?
 
【参照】
MOSCOW CATS THEATRE http://www.kuklachev.ru/eng/ 

【猫動画】クリスマスに猫も興奮!?思わず笑える猫動画3選!

12月に差し掛かり、もうそろそろクリスマスのシーズンですね!!
日本にお住まいの方には実感が沸かないかもしれませんが、ここフィリピンはセブ島では11月から街はクリスマスムード全開。国を上げてクリスマスの準備にかかっています。
 
さて、そんなこともあり今回はクリスマス前に見ておきたい猫動画を3本ご紹介します。勉強につかれた時、仕事の息抜きに、そしてクリスマスの気分を高める目的でご利用下さい。
 
ちなみに私は定期的に猫動画を見てストレスを発散しています。
セブ島のITパークにあるらしい、猫カフェに行きたい...」とかぼやきながら出不精な性格が災いして全く行けておりませんが気にしません。そのうち行きます。
 
それではまず最初はこちらから、

Waffles The Terrible - Cat Fails Jump From Snow-Covered Car/雪に足を滑らす猫様

車から屋根に飛び移ろうとして、ツルっと足を滑らせてしまいます。 

Cat Christmas Tree Disaste/クリスツリーの悲劇

 

クリスマスツリーに登る猫様。最後の結末まで含まて愛らしい。

How To Wrap A Cat For Christmas/猫の包み方

 
一日の終りには猫動画。
今日も幸せな気分でベッドに入れそうです。
 

【認知の限界】人は予測不能な事実を容易に見落とす生物である。

まずは、以下の動画をご覧下さい。
動画では白と黒のユニフォームを着た男女がバスケットボールでパスをしています。
「白のユニフォームを着たチームが何回パスをしたのかを数えて下さい」
 

 
 
 
 
 
 
 
 
…...
 
 
 
 
 
 
 
 
…….(^o^)答えが見えないように余白を開けています。
 
 
 
 
 
 
 
 
……..\(^o^)/
 
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
黒いゴリラが見えましたか?
 
あまりにも有名な動画なので知っている人も多いかと思います。
1999年にハーバード大学が行った実験の動画です。私は大学1年生の時に当時お世話になっていた教授から見せられました。
 

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人は自分が重要だと考えている情報しか頭に入らない
 
動画を見た多くの人にはゴリラが見えなかったはずです。なぜならば、「白いユニフォームのチームのパス」を今見るべき情報だと事前に認識していたからです。
 
(読者の皆さんの中には「ゴリラいたやんwww簡単やんwww」なんて人もいるかもしれませんが、その人は単純に「白いユニフォームのチームのパスに集中できていなかった」だけか、もしくは人とは認知機能が異なる超人なんだと思います。)
 
つまり、黒いゴリラは決して見えていなかった訳ではなく「注意を向けていなかったために、明確に認知されていなかった」だけなのです。ここから、人は見えているはずの事実を容易に見落としてしまうという事実がお分かり頂けるかと思います。
 
予測不能な事実を私たちは往々にして見落としているのです。
 
なお、この現象は「選択的注意(Selective Attention)」という認知機能の概念として知られています。別名「カクテルパーティー効果」とも呼ばれています。興味のある人は調べてみてください。
 
人に事実を予感させる必要性
 
今回の動画を通じて「我々がいかに事実を容易に見落とす生物であるのか」を理解することができたと思います。また同時に、「沢山の情報の中から、いかにして必要な情報を認知させるのか」ということの重要性も理解することが出来ると思います。
 
この事実はWEBデザインをしている身としては非常に重要なポイントです。人の認知の限界を十分に理解した上で、必要な情報を認知させるデザインを行うことを心がけることが重要なことは言うまでもありません。
 
では、具体的にどういったデザインをすれば良いのか。正直、絶対的な正解は分かりません。この点に関しては、今後も地道に勉強を続けていく必要がありそうです。

Chrome拡張機能「WhatFont」でWEBサイトのフォント名が丸分かり!

こんにちは。
WEBデザインを考えている時に、「このサイトのこの文字ってフォントは何使ってるんだろう?」とか気になることありますよね。いつもお世話になっているWEBブラウザ搭載のディベロッパツールを使ってソースを確認すればすぐに分かるんですが...
 
正直、めんどくせえ!!
 
そんな時に便利なのがGoogleChrome拡張機能「WhatFont」です。
 

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ダウンロードは非常に簡単。Googleウェブストアからお使いのGoogleChromeに機能を追加するだけです。
 
使い方も非常に簡単。まずは、GoogleChromeに追加されたWhatFontをクリックしてWhatFontを起動させます。その後、Chromeで開いているウェブサイトの文字にカーソルを合わせてクリックすると文字のフォントやサイズなどの詳細情報が表示されます。
 
試しに、ヤフーのトップページの文字を調べてみました。
 

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ヤフーのトップページの文字はだいたいArial-regularなことが分かります。フォントと一緒にカラーコードやFontSize、Lineheightも一緒に取得できるのも地味に便利ですね。
 
ただ、たまに上手く機能しなかったり、違うフォントを表示させたりもしているようなので、ざっと確認した後に気になる部分に関してはディベロッパツールなどを使って最終確認するのが良いかもしれないですね。
 
 「WhatFont」のダウンロードは以下のリンク先からどうぞー。

WEBデザインの未来

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WEBデザインは死んだのか?

2015年8月、Mashableに「Web design is dead(Webデザインの死)」という記事が投稿され大きな反響を集めた。

記事ではスマートフォン利用者の増加に伴うアプリ利用者の増加などの要因によりwebブラウザの利用率が減少していること。さらには、ウェブアプリケーションの台頭を引き合いに、旧来の静的で紙媒体的なwebサイトの終焉について述べている。

webデザインの未来はどうなっていくのだろうか。

 

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欲しいモノはWEBにある

webサイトは情報を伝達するメディアと捉える考え方がある。また、一部の特殊なケースを除きwebサイトそれ自体がアートとなる訳ではない。webにデザインが必要とされる理由であり、ときには見栄えよりも情報伝達を重視して情報設計が行われる。

最終的に形となって現れるビジュアルデザインの下には情報デザインなど様々なデザインの段階が存在することを認識する必要がある。その上で、今日のwebを取り巻く環境に目を向ける。

すると「webデザインは死んだ」わけではなく、「webデザインは変化した、している」ことに気づくだろう。我々が求めるモノ(情報やコミュニケーションのための場など)は依然としてwebにある。

 

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WEBを取り巻く環境の変化

インターフェースの劇的な変化はwebデザインの変化を加速させる非常に大きな外的要因である。

AppleMicrosoftCUIからGUIへの道を作り出したように、スマートウォッチに代表されるウェアラブルデバイスやOculusが我々に体験させるVRの世界、さらにGoogleが発表したPhysical web4の概念から生まれる様々なインターフェースが我々のwebとの関わり方を大きく変えるだろう。

インターフェースの劇的な変化はディスプレイに表示されるGUIを前提としたデザインからNoGUIデザイン、さらには身の回りの物全てがwebと繋がるUIとなるEverythingUIのデザインへの変化を予感させる。

 

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五感を刺激するUXデザイン

webにアクセスする入口は多様の一途を辿っている。したがって、webデザインの未来はビジュアルデザインや紙媒体的な情報アーキテクチャの概念から変化していくことは間違いない。

新たなインターフェースが我々の生活に浸透した世界を想像することは難しいが、単なるビジュアルデザイナーではなくUXデザイナーの需要が今後ますます高まることが予想される。

さらに、「webへの出入り口をデザインする」ことをwebデザインの仕事だとするのならば、webデザインの未来はGUIから発展した先にある視覚や聴覚、嗅覚などの五感をも含めたUXデザインにあるのではないだろうか。

 

【参考】

www.amazon.co.jp

www.yasuhisa.com

google.github.io

 

ハイパスフィルタを使った写真レタッチ方法

いつもお世話になっているLIGブログさんに「Photoshopのハイパスフィルタを使った凄いレタッチの紹介」という記事があったのでPhotoshopの練習がてら試してみました。作業の備忘録です。

 

今回使用した写真素材はこちら。

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(著作者:Max Petrov

ハイパスフィルタを利用してそばかすを消していこうと思います。

 

1:レイヤーを2枚分複製

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今回は面倒だったので、「背景のコピー」と「背景のコピー2」と複製したままの名前になっています。後々の処理を考えると「ガウス」、「ハイパス」などと名前を付けておくと良さそうです。

 

2:1枚目のレイヤーに「ガウス」を適用

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1枚目のレイヤーにぼかし「ガウス」を適応します。「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」でOKです。ガウスの半径は「5.0px」に指定します。ちなみに、この数値が重要らしいのですが、なんで重要なのか私には分かりません。誰か教えてエロい人。

 

3:2枚目のレイヤーに「ハイパス」を適応

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二枚目のレイヤーに「ハイパス」を適応します。「フィルタ」→「その他」→「ハイパス」で選択できます。

 

4:リニアライト(不透明度50%)にしてマスクをかける

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ハイパスをかけたレイヤーにリニアライト(不透明度50%)をかけます。すると、元画像と同じ状態になるはず。その上でハイパスをかけたレイヤーにマスクをかけて作業を進めていきます。

 

レタッチの方法はハイパスのレイヤーにかけたマスクを選択した状態でブラシツールを使用して黒で塗っていくだけです。

 

とりあえず完成

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うーん...粗が目立ちますが、とりあえず完成です。かなり不自然な感じが残っているのでまた練習してみようと思います。全体的にのっぺりしちゃったなかな。トーンカーブなどで若干調整をかけたりすると良い感じになるようなので、調整も含めて要練習といった感じですね。